漢 詩
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 野積 井木 清

今を去る六十有星霜
再び拝する潮風松籟の峯々
初めて知る頓入石と積むの謂
世を照らす 椎谷観音堂

備考
 六十数年前、小学校四年五年のころ西山町鎌田まで、寺泊から自転車で寺泊金山−和田−出雲崎−石地を通り、難所の椎谷峠を登り、観音堂に参詣した当時を想いおこし、一詩を賦しました。