論地エビ島  (岩方)
 
 昔大川(信濃川)にエビの形をしたエビ島というのがありました。
 今は信濃川の中に没してしましたが明治に成りまして、島を岩方部落と川むこうの中条部落が両方でとり合いをしました。
 島畑は作物がよくできる上に、よし(葦)を刈ることが出来ますので、お互いに、「おら村のがんだ」といって譲らずいつも論をしていましたので、論地と呼んでいました。
 しかし、川向こうの中条部落は、岩方の山から焚物(燃料) をもらっていましたので強くでられず、結局これは岩方のものになってしまったそうであります。
(高野政雄氏談)