先月号執筆の窪沢さんから、来月号には待望の寺泊夏まつりの記事や写真をと言う紙面での引き継ぎがあった。
 祭りの雰囲気を伝えるにはやはり文章より写真とあれこれ気を入れて写真取材した。
 隧道川西側には毎年寺泊テント村が出現する。多い日は三百張り位の色とりどりのテントが並ぶ。
 祭りの夜のゆかた姿、鳥追笠に腰に指したウチワ、新装成ったステージでの夜のフェスティバル。
整備された防波堤にはこの季節特に家族連れの釣り客が多く夕焼けの空をパックの風景は楽しい絵になる。
 それに盆参風景やお墓参りの情景も今月号から外すことのできないもの。
 今年のお墓参りはこれ又雨にたたられて、お午前後の晴れ間を利用しての車での墓参が多く一時はその車で寺の近辺の道路が渋滞する程の混雑で、夕食を久々大勢で食卓を囲んだ後連れ立っての墓参風景は無理だったが、花に埋もれた人気のない墓地も花の饗宴と言う感じで趣き深い一景としてカメラに収めた。
 それがである。病院のベッドの上で残りのフィルムの巻き戻しなど操作したのが運の尽き。戻ってないまま日に曝してしまってまさに一巻の終り。